2011年06月4日
6月3日
今日は平安神宮の春の無料公開の日だということで、やって参りました。
平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇を御祭神として創建されました。
当時、京都の衰退ぶりは目を覆うものがあったそうで、幕末の戦乱で市街地は荒廃し、明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことは人々の心に大きな打撃を与えました。
その状況下で市民を救ったのは、京都復興への市民の「情熱」と全国の人々の京都への「思い入れ」でした。
数々の復興事業を展開し、教育、文化、産業、生活すべての面において新しい京都が模索され、同時に古き良き京都の維持継承に力が注がれたのだそうです。
千年以上も栄え続けた雅やかな京都を、京都復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるために、四海平安の祈りを込めて創建されたのです。
右近の橘です。
かわいい花をつけています。
左近の桜と共に本殿の両脇に陣取っています。
6月2日と3日が薪能の奉納が行われます。
夜には幻想的な薪能が見られるのでしょうね。
2日は雨で流れたそうなので、今宵は皆さんお待ちかねなんじゃないでしょうか。
いつもなら満開のはずが、今年は遅く、花菖蒲も3分咲きくらいでした。
睡蓮もまだまだこれから咲くかと思われますが、結構咲いていて、可憐な花が池の表面を覆っています。
落ちるんじゃないかとハラハラするくらい橋の上は人でいっぱい!
気をつけて写真撮ってくださいね。
一番危険なのは私かも^^;
さつきはちょうど見頃できれいでかわいい花をたくさんつけていました。
東神苑の泰平閣もたくさんの人です。
カメラ小僧もたくさんです!
泰平閣が池に写ってきれいですね(^^)
神苑の途中にある茶店です。
おばちゃん、抹茶のアイスくださ~い!
・・・(反応なし)
聞こえているのか不安になりましたが、ちゃんと抹茶のアイスを出してくださいました(笑)
すごくかわいい看板娘・・・もとい、おばちゃんです(^^)
アイス大繁盛です。
おばちゃん、必死でした(笑)
神苑にこんな茶店があるのは嬉しいですね(^^)
しかも微笑ましい看板娘もいてくださいます(笑)
新緑もすごくきれいで、マイナスイオンの森林浴を体いっぱい浴びているようで、涼しくて気持ちいいです(^^)
平安神宮は野鳥の楽園としても知られていて、カワセミをはじめ年間を通じて50種類の野鳥が舞い込んで来ます。
一年中紅い紅葉でしょうか。
風流な気分になりますね♪
一万坪を誇る神苑の4分の一を占める池には、魚や亀、タナゴやシジミが多く生息しています。
琵琶湖疎水から水をひいているので、琵琶湖の生態がそのままこれらの池に陸封されているそうです。
珍しい生物の発見もあるそうで、突然変異で発生したという「黄金のすっぽん」、甲羅に藻が生えて蓑のように見える「蓑亀」。よほどの条件が揃わないと甲羅に藻が生えるということはなく、おめでたいことの象徴とされてきたこともあり、これは吉兆のきざし!と注目を集めたそうです。
平安神宮には当時の人々の復興への希望と祈りがこめられていたのですね。
今の東日本と重なる部分もあって、すごく感銘を受けました。
当時の京都もすごく大変な状況だったのですね。
その中をこのように復興させてくれた先人の努力に感謝するとともに、それに報いるためにも次は東日本の復興に力を注ぐ時なんだなと思いました。
平安神宮に来て良かったです。
平安神宮 京都市バス「京都会館美術館前」下車すぐ
京都市営地下鉄「東山」下車 徒歩10分
http://www.mapion.co.jp/front/Front?size=200%2C200&pg=1&exm=1&uc=4&scl=25000&grp=museum&sfn=museum_info_00&ino=BA386050&
初夏の風の中で、葵祭
梅小路蒸気機関車館 SLミニ乗車体験
http://www.runausaji.com/2011/06/04/heian-jingu-jinen/trackback/
おはようございます~^^
平安神宮に春の桜の時期に行ったばかりなのに、もう懐かしく思えてきます@@;;
今年は、花菖蒲も紫陽花も開花が遅いですよね^^;
先日三室戸寺に紫陽花を見に行きましたけども、まだ少しだけ早かった気がします^^;
冷夏が原因なのでしょうか@@;