初夏の風の中で、葵祭

2011年06月4日

5月15日

お天気に恵まれ、初夏の陽気の葵祭となりました。

京都三大祭りの一つです。

日曜日とあって、8万1千人の人出となりました。

ものすごく重そうですよね・・・

京都御所から下鴨神社、上賀茂神社まで約8㎞の道のりを、これをかついで行くわけですから。

たぶん交代でかつぐんでしょうね。

交代するにしてもこの暑さもあり大変そうです。

 

葵祭は、欽明天皇の時代に凶作に見舞われ飢餓疫病が流行したため、天皇が勅使を遣わし「鴨の神」の祭礼を行ったのが起源とされています。

近衛使、検非違使、山城使、馬寮使、内蔵使による本列と斎王代をはじめとする女人列からなるこの路頭の儀、平安時代の衣装を身にまとった人々が牛車とともに行列します。

牛車にもいろいろあって、この勅使の牛車が最高級なんだとか。

斎王代用は八葉車という少し位の下のものだとか。昔は牛車だったそうです。

乗り心地はあまり良くないそうですよ。

こちらが斎王代です。

斎王代の「一般公募」を受け付ける窓口は存在せず、京都ゆかりの寺社・文化人・実業家などの令嬢(主に20代)が選ばれています。

さまざまな前儀がありますが、競馬会(くらべうまえ)神事、流鏑馬(やぶさめ)神事が有名です。

貴族のお祭りだけあってとても雅やかです。

お祭りに使うアオイの葉はフタバアオイなんだそうですが、あまり日持ちがしないためにお祭りの4、5日前に使用する約一万五千本を一気に採取しなければならないそうです。

この祭りを支える裏方さん達の苦労が偲ばれますね。

その方達の苦労の賜物として、長い年月を経てもなお粛々と受け継がれていくんでしょうね。

そう思うとまたこのお祭りを見る目も変わってきますね。

京都御所  京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車すぐ

下鴨神社  京阪電車「出町柳」駅徒歩10分

上賀茂神社  京都市バス9番「上賀茂御薗橋」下車すぐ

ブログランキングに参加しています
皆様のワンクリックが更新の原動力となっていますので、
クリックで応援よろしくお願いします^^

 

にほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ

この記事へのトラックバックURL

http://www.runausaji.com/2011/06/04/aoi-matsuri/trackback/

「初夏の風の中で、葵祭」へのコメント

  1. 名前:lion : 投稿日:2011/06/15(水) 20:47:10 ID:I3NDQ4NzU

    こんばんわです^^

    今年は葵祭のある月を勘違いしちゃって・・・、葵祭に見に行くことができなかったです><。。。

    ほんと・・・・5月と6月を間違えていたなんて・・・・・・誰にもイエナイです@@;;

    写真のアングルからすると、御所の最前列の特等席での撮影ですね^^

    初めて葵祭を見に行った時に、「いいなぁ~あそこの席」っと憧れた思い出があります^^

    • 名前:Runa : 投稿日:2011/06/16(木) 10:37:25 ID:AzNjk2NjE

      そうなんですか~、それは残念^^;

      やっぱり毎年撮影に来るというカメラ小僧がいたり、メディアの報道カメラマンなぞは本当に建礼門の真正面の一番いいトコロに陣取り、私も始まる1時間半前に着いたので、その報道カメラマンのもうちょっと建礼門寄りのトコロでいいアングルで撮ることができました(^^)

      待ってる時間の暑い事^^;
      カメラマン稼業も体力勝負です^^;

TOPへ