2010年09月30日
最近ニュースで見ることが多い幼児虐待事件。
何でかわいい我が子にそんなことができるのか・・・
確かに小さな子供って親の思う通りには動いてくれないし、言うことは聞かない。
誰でも親になった経験のある人ならイライラすることもあったと思います。
でも虐待に及ぶ人と及ばない人。
どういう差があるのでしょうか。
私が自分勝手な憶測を述べさせていただきます。
それは違うよ!と思う人もいるかと思いますが、あくまで個人的な意見ということでご了承くださいませ。
人間って経験しないことってなかなかピンとこないです。
経験をもとに、そして見たこと聞いたことを無意識に参考にしてしまいます。
そしてやはり、お父さん、お母さん、特にお母さんのことはお手本にしてしまいます。
そしてお母さんに褒めてもらいたい、お母さんに認めてもらいたい。
愛情を注いでほしい、愛されたい。
子供の欲求って本当にこの思いだけなんですよね。
すべての行動はそこから始まります。
子供のころに十分な愛情を注いでもらえなかった子供は、大人になっても人を愛することはどういうことなのかわからなくなります。
厳しいだけの環境の中にいた子供は、厳しくすることだけが愛情なんだと勘違いしたまま育ってしまうからです。
両親が喧嘩ばかりしていた子供は、言いたいことをきつい言葉でいうことが正義だと勘違いします。
甘やかされて育った子供は受身で与えられることだけが一番の幸せだと勘違いします。
そう、親の行動をすべて肯定することで、自分は愛されると思うからです。
そこで問題なのが親が間違った生き方をしている場合です。
子供が、親は間違っているんだと気づくのはなかなか難しいです。
気づいても気づかないふりをしてしまうことも少なくないからです。
・・・やっぱり親と同じことをしてしまうのですよね。
どうすれば、この悪循環を断つことができるか。
私なりにアドバイスできることがあれば・・・それは育ってきた環境をもう一度思い起こしてみてください。
もう今は大人です。
何が悪かったのか、親の言動を分析してみてください。
そして今の自分はどうやって作られたのか、考えてみてください。
親の悪い所は見えるでしょう。
じゃ、自分の悪いところと重なってはいませんか?
では、これから自分はどう生きていけばいいのか?
本当の意味で親離れしてください。
自立してください。
愛情が受けられなかった、と親を恨む気持ちはあると思います。
でも本当にそう思うなら、今度は自分の子供を愛情いっぱいに育ててあげてください。
愛情を注ぐってどういうこと?
それは自分のしんどさ、苦しさ、面倒くささ、そういう気持ちを横に置いて、まず子供の気持ちを考えてあげること。
自分が子供のままでいてはもう駄目なんです。自分はもう大人なんです。
自分のような不幸な子供はもう作らないと決意してください。
親が変われば子供は変わります。
自分だけが何でこんなしんどい思いをしないといけないんだ!
なんて思わないで。
世の中にはもっともっとしんどい思い苦しい思い大変な思いをして生きている人もたくさんいます。
でもね、しんどい思いをした人にだけある特典があるのですよ。
それは人の気持ちがわかる優しい人になれる、ってことです。
なろうと思えばなれるのに、今はまだ目をそむけているだけなんですよ。
逃げないで思い切って自立の道に向かってください。
長々と語ってしまいましたが・・・
また折に触れいろいろと語りたいと思います。
幼児虐待事件がなくなるように・・・切に願います。
http://www.runausaji.com/2010/09/30/gyakutai/trackback/
同感でっす!!!!!
っていうか、なんでコレを書く気になったのか
根掘り葉掘り、きいてみたいです(^^;)